ひちめも

木のおもちゃ、絵本、時々好きなこと

絵本「おつきさまのおさんぽ」あらすじや感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

今日は秋の夜にピッタリの絵本「おつきさまのおさんぽ」をご紹介したいと思います☆

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「おつきさまのおさんぽ」情報

作・絵 カワチ・レン

対象年齢 3~5歳

発売日 2018年8月10日

出版社 学研プラス

定価 1,404円

あらすじ

ある夜、クレーンがうっかりお月さまを引っ掛けてしまいます。
街に降りてきたお月さまはワクワクして、おさんぽをはじめました♪
お月さまが通ると、車や電車もみんながワクワク楽しくなって街の灯りがどんどん増えていきます。
お客さんに忘れられた古くて寂しい遊園地も、お月さまが通るとピカピカ元気に動き出します。

輝く黄色にこだわった美しい絵本。

お月様が帰ったら、おやすみなさいをしたくなる…寝る前の読み聞かせにぴったりな夜のお話です。

感想

モノクロの中に輝く黄色がとても美しい絵本です。この絵本は蛍光色で描かれており、お月さまや星たちが本当に輝いているようです!作者のカワチ・レンさんは、元々イラストレーターなだけあり、とても繊細で細部まで描かれた絵が印象的です☆

文章もとてもリズミカルで読みやすく、軽快にお話が進んでいきます。
終盤の海の中のシーンは、思わず声が出ちゃうくらい鮮やかで綺麗な絵が素敵でした!!

お月さまの不思議な力で、みんなが魔法にかかったような素敵な夜を過ごします。

楽しい夜ももうおしまい。お日様が登りはじめ、夜がおわる時間です。
「そろそろおうちにかえろうか」
お月さまも大満足でおうちに帰ります。

お休み前にピッタリの絵本だと思います♪
さいごに、ちょっとしたミニクイズもあるので、読んだ後もイラストを見ながら楽しめると思います★

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さいごに

2児のパパでもあるイラストレーターのカワチ・レンさんが描いた初の絵本「おつきさまのおさんぽ」はいかがでしたか?

美しい絵がとても素敵なお休み前にピッタリの絵本です☆

ぜひ読んでみてくださいね!(^^)!

こどものとも年少版創刊500号!たむらしげる「のってみたいな」

こんにちわ!ひちです(^^♪

 

絵本雑誌「こどものとも年少版」が2018年11月号で創刊500号を迎えます!!

その記念すべき500号に、私の大好きなたむらしげるさんの絵本が描かれています☆

絵本「のってみたいな」

たむらしげるファンなら買うしかないでしょ!ということでさっそく購入しましたので、今日はご紹介したいと思います(^^)

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「こどものとも」とは?

「こどものとも」とは福音館書店が発行する絵本の月刊誌です。

1956年の刊行以来、「ぐりとぐら」「はじめてのおつかい」「きんぎょがにげた」など、数々の名作を生み出してきました。

現在は、お子様の年齢や絵本の種類により、全8シリーズ出ています。

新作絵本が420円と安価で購入できるのも魅力です(^^)

ものがたり絵本

  • こどものとも0.1.2.

   対象:10ヶ月〜2歳 

  • こどものとも年少版

   対象:2〜4歳 

  • こどものとも年中向き

   対象:4〜5歳

  • こどものとも

   対象:5〜6歳

かがく絵本

  • ちいさなかがくのとも

   対象:3〜5歳

  • かがくのとも

   対象:5〜6歳

その他

  • たくさんのふしぎ

    対象:小学3年生から

  • 母の友

   対象: 保護者の方に

「のってみたいな」こどものとも年少版11月号 

情報

作・絵 :たむらしげる

出版社:福音館書店

 こどものとも年少版 2018年11月号 創刊500号記念

定価:389円+税

あらすじ

「のってみたいな。パンで できた じどうしゃ」「のってみたいな。ふわり ふわふわ くもの ひこうき」。他にも、くじらの潜水艇、おばけのホネバスなど、こんな乗り物に乗ってみたい! と楽しい想像が広がる乗り物がたくさん登場します。子どもたちを空想の世界へぐんぐん引っ張ってくれる絵本です。

https://www.fukuinkan.co.jp/maga/detail_sho/

感想

すごくよかったです!!たむらしげるワールド全開でした♪

これまで、たむらしげるさんが「こどものとも年少版」で刊行した「かたつむりタクシー」「おばけのコンサート」と同じ、色鉛筆で描かれた美しい絵が印象的です。

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まず、表紙が素敵です♪

たむらしげるファンではお馴染みのロボットランスロットフープ博士がクジラ型潜水艇「モービーディック号」に乗り込んでいます。どんな絵本が始まるのかワクワクします☆

 

「のってみたいな パンでできたじどうしゃ やきたてほかほかのパンをはいたつちゅう」「のってみたいな くもでできたひこうき ふわりふわふわくものひこうき どこへいくかはかぜまかせ」と色んな面白い乗り物が出てきます。

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どの乗り物もユーモアがあって楽しいのですが、乗り物が登場する町や空、海の中などの世界観が細かく描かれていて素晴らしかったです!

たむらしげるさんの丁寧に描かれた絵を見るだけで、その世界の人たちがどんな暮らしをしているのかを考え空想の世界に入ってしまう魅力があります。

小さなお子様も、楽しい乗り物にワクワクして、どの乗り物に乗りたいか話が弾むと思います。そして、ページ毎の空想の世界に惹き込まれることかと思います。

 私がのってみたいのは、クジラ型潜水艇か月の船かな(^^♪

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「こどものとも年少版」創刊500号記念 復刻版 

「こどものとも年少版」創刊500号を記念して、創刊から50号まで限定復刻されたみたいです!たくさんの名作絵本が含まれていて、特性ケース入りなので、贈り物にもぴったりですね☆

【セット内容】全50冊
(復刻)どうすればいいのかな?
(復刻)ずかん・じどうしゃ
(復刻)きんぎょがにげた
(復刻)おかあさんとおつかい
(復刻)とべかぶとむし
(復刻)ごつんふわふわ
(復刻)やさい
(復刻)にゃんにゃん
(復刻)どうぶつのおかあさん
(復刻)こぶたほいくえん
(復刻)へへののもへじ
(復刻)いぬとにわとり
(復刻)こねこ
(復刻)いただきまあす
(復刻)ちいさなきしゃ
(復刻)あさがお
(復刻)ありのであったむし
(復刻)かお
(復刻)ともこのあさごはん
(復刻)うちのじどうしゃ
(復刻)ごろごろどっしーん
(復刻)ぞうさん
(復刻)おおきいものは?
(復刻)かずちゃんのおつかい
(復刻)びりびりやぶいたら
(復刻)いろいろないぬ
(復刻)こんにちは
(復刻)くだもの
(復刻)動物たちのかくれんぼう
(復刻)ろせんばす
(復刻)わしとみそさざい
(復刻)まっくろけ
(復刻)おおきくなったら
(復刻)とらたとまるた
(復刻)くつしたかして
(復刻)ちゅーりっぷ
(復刻)おかあさんとあかちゃん
(復刻)おはようぱんじい
(復刻)さんかく
(復刻)いっしょにあそぼう
(復刻)みどりのぼうし
(復刻)よういどん
(復刻)おでかけのまえに
(復刻)お姉さんになったのり
(復刻)かく
(復刻)たこたこあがれ
(復刻)めのまどあけろ
(復刻)灰色国の灰色ひめさま
(復刻)どろんこどろんこ!
(復刻)にちようび

ハードカバー化!「かたつむりタクシー」

「年少版こどものとも」1998年7月号で掲載されたたむらしげるさんの「かたつむりタクシー」もハードカバー化され2018年9月に出版されました!こちらも細部まで丁寧に描かれた世界観が楽しいおすすめの絵本です!(^^)!

さいごに

たむらしげるさんの絵本「のってみたいな」は、創造の世界が膨らむようなとても楽しい絵本でした!買ってよかったです!!

ぜひこちらもハードカバー化してほしい・・・(>_<)

面白い乗り物たちにお子様もきっと楽しく読んでくれると思います♪

「かたつむりタクシー」もハードカバー化されたということで同時に購入したのですが、こちらもとても素敵な絵本でしたので、ぜひ読んでみてくださいね(^^♪

 

絵本「パパ、お月さまとって!」あらすじ、感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

本日 2018年9月24日(月)は、十五夜「中秋の名月」ですね♪

満月が綺麗に見れるといいですね☆

今日は、満月にちなんで絵本「パパ、お月さまとって!」をご紹介したいと思います。

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パパ、お月さまとって! 情報

作・絵:エリック・カール

訳:もり ひさし

対象年齢:3歳から

出版年月日:1986年12月

出版社:偕成社

受賞歴:ボローニァ児童図書展・エルバ賞推薦(1987)

定価:1,728円

あらすじ

ある晩、モニカは、お月さまがとても近くに見えて、お月様と遊びたくなりました。お月さまの方へ手をいっぱいに伸ばしてみますが、お月さまには届きません。モニカは言います。「パパ、お月さまとって!」
そこでパパは、ながーいながいはしごを持ってきて、たかーいたかい山のてっぺんにはしごを立ててお月さまへとのぼっていきます。
パパはお月さまを持って帰ろうとしますが、少し大きすぎます。お月さまはだんだん小さくなるので、ちょうどよい大きさになったら持って帰ることにします。そしてお月さまはだんだん小さく、小さくなり、モニカはお月さまと遊ぶことができました。モニカと遊びながらも、お月さまはさらに小さくなって...

パパ、お月さまとって!|絵本ナビ : エリック・カール,もり ひさし みんなの声・通販

感想

「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールの絵本です。

この絵本は、しかけ絵本になっており、娘モニカにお月さまをとってあげるために持ってきたながーいながいはしごは横に4ページ分、たかーいたかい山に登るところは縦に2ページ分、そして大きなお月さまは特大縦横4ページ分もあります!!その迫力は圧巻で、子どもは大喜びします♪

「お月さまとって!」という娘の無理難題に、パパはどのように答えるのでしょうか?お月さまをとる方法がとてもファンタジーで素敵でした♪

そして自然と月の満ち欠けのことを知るきっかけにもなる絵本です。

父の愛も感じる素敵な絵本でおすすめです★

エリック・カールの「はらぺこあおむし」の記事はこちら↑ ↑ ↑

さいごに

ながーいながいはしごや、大きな満月のしかけに子どもが大喜びする絵本です。娘の無理難題に答える父の姿に愛を感じます。

月をとるというファンタジーな要素もありつつ、月の満ち欠けをしるきっかけにもなる素敵な絵本ですので、ぜひ読んでみてくださいね(^^♪

絵本「しろくまのパンツ」のあらすじや感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

今日は、お子様も喜ぶこと間違いなしの楽しい絵本「しろくまのパンツ」をご紹介します☆

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「しろくまのパンツ」情報

しろくまのパンツ
作・絵  tupera tupera

定価 1,512円(本体1,400円+税)

対象年齢  2〜3歳から

出版社  ブロンズ新社
発行年月 2012/9

 

第2回 街の本屋が選んだ絵本大賞
第18回 日本絵本賞読者賞[山田養蜂場賞]
第4回 ようちえん絵本大賞
第6回 MOE絵本屋さん大賞・第3位
第2回 静岡書店大賞児童書新作部門・第2位
第4回 リブロ絵本大賞・第5位
フランス・マルセイユ こどもの本大賞2014

 

あらすじ

「どこにいったんだろう?」 

パンツをなくして困っているしろくまさん。そこへ、心配したねずみさんがやってきて、一緒にパンツを探しにいくことになりました。しましまのパンツ、かわいい花がらのパンツ、へんてこりんな水たまのパンツ・・・・・

物語のラストには、あっと驚く発見が!

感想

かわいいしろくまさんと真っ赤なパンツの表紙に、以前から気になっていた絵本です。

ツペラツペラ(tupera tupera)さんかわいいイラストが印象的です♪

この絵本は、簡単なしかけ絵本になっており、まず表紙のパンツを脱がすことから始まります。

パンツをなくして困ってしまったしろくまさんと、心配してやってきたねずみさんが、パンツを探しに出かけます。しましま柄や花柄など、さまざまな模様や大きさのパンツが出てきます。

「これ しろくまさんのパンツ?」

「ううん ちがう」

じゃあだれのパンツ?

ページをめくると、それぞれのパンツを履いたかわいい動物たちが出てきます(^^)

個性的なパンツを見て、一体だれのパンツかな?と、お子様と一緒に考えて楽しむことができます☆

最後のオチは、本当にびっくりでした!笑

もう一度最初から見直すと「なるほど!」と納得です♪

さいごに

大人も子どもも楽しめる「しろくまのパンツ」。数々の賞を受賞されているだけあって、可愛くて笑える楽しい絵本でした♪

ツペラツペラ(tupera tupera)さんの絵本はおもしろくてオススメですので、ぜひ読んでみてくださいね(^^)

絵本「どんぐりむらのぼうしやさん」のあらすじや感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

最近空気が秋めいてきました。澄んだ空気、高い空、清々しく気持ちいいけど、少し寂しい秋が、私は四季の中で一番好きです。

今日は秋らしくかわいい絵本「どんぐりむらのぼおうしやさん」をご紹介します。

「そらまめくん」シリーズや「くれよんのくろくん」等、人気シリーズを世に送り出した「なかやみわ」さんの絵本です!(^^)!

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「どんぐりむらのぼうしやさん」情報

作・絵 なかやみわ

発行日 2010年8月

出版社 学研

対象年齢 幼児~小学生低学年

 

あらすじ

どんぐりむらに住むのっぽの「ぽー」、小さな「ちい」、くるくる巻き毛の「くりん」は、どんぐり村の帽子屋さん。でも、帽子はなかなか売れません。帽子が売れない理由はなんでしょうか・・・?

ある日、3人はお客さんを求めて、町へ出かけることにしました。しかし町でも思うように帽子は売れません。やっと、ねずみの親子が帽子を買ってくれ、買った帽子をどうするのかと、ぽーたちがついて行ってみると…。わくわくの結末が!

感想

なかやみわさんの描くどんぐり達がとてもかわいく魅力的な絵本です。

絵本を読んでみてもわかると思うのですが、今回の絵本のテーマは「おしごと」です。大人になるといずれ働かなくてはなりません。お金を稼ぐということは、楽しいことばかりではなく、時にうまくいかないこともあります。でも、その苦労した時にどのように工夫して乗り越えるかが大切だと思います。自分で考えて山を越えた時に、仕事の「楽しさ」や「生きがい」を感じることに繋がると思います。

今回の「どんぐりむらのぼうしやさん」も、帽子が売れずに困っていた3人のどんぐりたちが主人公です。「自分たちの帽子には何が足りないのか?」を考え、そして発見します。

「ぼくらのぼうしにたりなかったのは、わくわくするものだったんだ!」

それから3人は、わくわくする素敵な帽子を作り、お客さんたちが集まるようになりました。帽子を作る人も、かぶる人もみんなうきうきわくわくする大人気のお店になりました。

「おしごと」は誰かに必要とされているから成り立ちます。大変な仕事も多いですが、仕事の中にやりがいや楽しさを見出すことの大切さを感じることができました。

実際、仕事で疲れていることも多いと思いますが、子どもには「仕事は辛い」「しんどい」というイメージを持ってほしくはないですよね。仕事は大変だけど、やりがいがあって楽しいということを伝えていくには、ピッタリの絵本だと思います★

 

「どんぐりむら」シリーズ

「どんぐりむら」のシリーズは8作あります。様々な職業があるので、お子様の好きな職業を選べますね(^^♪

  1. どんぐりむらのぼうしやさん
  2. どんぐりむらのぱんやさん
  3. どんぐりむらのおまわりさん
  4. どんぐりむらのどんぐりえん
  5. どんぐりむらのほんやさん
  6. どんぐりむらのあそびやさん
  7. どんぐりむらのだいくさん
  8. どんぐりむらのいちねんかん

さいごに

なかやみわさんの「どんぐりむらのぼうしやさん」はシリーズ1作目です。かわいいどんぐりの帽子屋さんが、「おしごと」に悩みながらも乗り越えていく素敵なお話です。どんぐりむらのキャラクター達も一人ずつ名前や設定がきちんとあり、楽しめる絵本ですのでおすすめです★

是非読んでみてくださいね♪!(^^)!

 

他にも絵本を紹介しておりますのでよかったら見て下さい(^^♪

絵本「こぐまちゃんとどうぶつえん」のあらすじや感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

今日は息子の大好きな絵本「こぐまちゃんえほん」シリーズから、「こぐまちゃんとどうぶつえん」をご紹介します。

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「こぐまちゃんとどうぶつえん」情報

   作:わかやまけん、もりひさし、わだよしおみ

 出版社:こぐま社

 発行年:1970年

対象年齢:0〜3歳

あらすじ

こぐまちゃんは両親と共に、仲良しのしろくまちゃんを誘って動物園に行きました。首の長いキリンや赤ちゃんを抱いたおサルさん、食事中のペンギンなど、様々な動物たちの特長がこぐまちゃんの驚きの言葉とともに描かれています。

感想

わかやまけんさんのハッキリとした色使いとかわいい絵が素敵な絵本です。この絵本では、こぐまちゃんとしろくまちゃんが動物園へ行き、キリン、ぞう、ふくろう、カバ、サル、ペンギン、ラクダを見て、最後にみんなで楽しくお弁当を食べます。

「こぐまちゃんえほん」シリーズには、最後に絵本の狙いが載っています。そこにも書かれているのですが、今回の「こぐまちゃんとどうぶつえん」では、図鑑のような静止した姿ではなく、動物たちの特徴的な動きを捉えて描かれています。その姿を見たこぐまちゃんたちは、変だな、なぜだろうという疑問をきっかけに、それぞれの動物の生態を捉えていきます。 絵本を読む子どもたちにも、モノをよく見て考えることの大切さを感じてほしいという作者の願いが込められているそうです。

小さな子どもは、好奇心旺盛で様々なものに興味を持ちます。絵本を見ながら、こぐまちゃんたちと同じように動物の感想を言ってくれるかもしれません。絵本だけでなく、普段の生活の中でも、子どもの興味・関心・疑問などを大切に関わっていきたいと改めて思える絵本でした。

さいごに

子どもたちの大好きな動物がたくさん出てくる絵本です。かわいいイラストですが、動物たちの食事方法などの生態の特徴を捉えて描かれています。最後にみんなで楽しくお弁当を食べるところも、息子は大好きシーンです(^^♪

一緒に動物を見ながら会話できるかわいい絵本なので、小さなお子さまにおすすめです★ぜひ読んでみてくださいね♪

 他にも動物さんの絵本の記事もありますのでお時間があれば是非見て下さい!(^^)!

絵本「フレデリック」のあらすじや感想、グッズなど

こんにちわ!ひちです(^^♪

今日は「スイミー」で有名なレオ=レオニの絵本「フレデリック」をご紹介したいと思います。

「フレデリック」の情報

フレデリック ちょっとかわったのねずみのはなし

作・絵:レオ=レオニ

  訳:谷川俊太郎

出版社:好学社

発行年:1969年

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あらすじ

 ある牧場の石垣の中に、おしゃべり野ねずみの家がありました。お百姓さんが引っ越してしまったので、納屋は傾き、サイロは空っぽです。その上、もうすぐ冬がやってきます。野ねずみたちは冬に備えて、昼も夜も働き食べ物を集めました。ただし、フレデリックだけは別。

やがて寒い冬がきて・・・

感想

レオ=レオニの絵本は教訓が含まれていることが多いですが、「フレデリック」は芸術家の役割について考えさせられます。

冬に向け、みんなが食べ物を集める中、フレデリックだけはぼーっとしています。みんなが「フレデリック、どうして君は働かないの?」と聞くと、フレデリックは「こう見えたって働いてるよ。寒くて暗い冬の日のために、僕はお日様の光を集めてるんだ」と答えます。みんなは少し腹を立てました。やがて冬がきて、徐々に蓄えていた食べ物が減っていきました。家の中は凍えそうに寒く、段々おしゃべりする声も聞こえなくなっていきました。その時、フレデリックはお日様の話をみんなに聞かせます。みんなはフレデリックの話を聞くと、段々暖かくなってきます。まるで魔法のようです。

真面目に働くだけではなく、心を豊かにすることの大切さが伝えられています。日本人は、あまり芸術に馴染みがなく、中にはこの絵本を読んで、みんなが働いているのに、同じように働かないフレデリックに腹立たしさを感じる人もいるかもしれません。家に絵や花を飾ることで、生活に色どりが生まれ、心が豊かになります。食べ物を集めることもとても大切な仕事ですが、心に明るさや色どりを与えるフレデリックもとても大切な仕事をしていることに気づかされます。そして、最後にフレデリック自身も自分に自信を持つことができ、照れた様子で「そういううわけさ」というところが印象的です。

グッズ

レオ=レオニのイラストがとてもかわいいので、「フレデリック」グッズも人気です。

我が家も買いましたが、肌触りも良く、小さくて飾っていてもとてもかわいいです(^^♪ 

 レゴ風のカレンダーもかわいいですね★子供部屋にぴったり!

マグカップもかわいい♪黄色にフレデリックの絵がオシャレですね!

さいごに

日本人はついついみんなと同じように行動することが、良しとされがちです。確かに協調性も大切かもしれません。でも自分の個性や好きなことに自信をもつことも大切です。フレデリックの話でみんなの心が豊かになったように、自分の好きなことが、きっと何かの役に立つかもしれませんね♪

感じ方は人それぞれ違うかもしれませんが、おすすめの絵本ですので、ぜひ読んでみてください(^^♪

他にも心が豊かになれる絵本を紹介していますので是非読んでみてください ↓ ↓ ↓