ひちめも

木のおもちゃ、絵本、時々好きなこと

絵本「クリスマスってなあに?」あらすじや感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

 

もうすぐみんなが大好きなクリスマスの季節ですね☆

ところでみなさんは、クリスマスってそもそも何の日かご存知ですか?

イエス・キリストの誕生からクリスマスを迎える準備やお祝いの習慣、サンタクロースのことまでやさしく語る絵本「クリスマスってなあに?」をご紹介したいと思います。

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「クリスマスってなあに?」情報

文:ジョーン・G・ロビンソン

絵:ジョーン・G・ロビンソン

出版社:岩波書店

発行年月日:2012年11月

価格:1300円(税抜)

対象年齢:5・6歳~

あらすじ(内容)

冬の楽しみといえば、やっぱりクリスマス!でも、そもそもクリスマスって何の日か知って知っていますか?

絵本「クリスマスってなあに?」は、イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンが、クリスマスがいつからはじまったか、どういう意味があるのか、また準備や習慣までクリスマスについて教えてくれます。

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クリスマスは約2000年前、ある特別な赤ちゃんが生まれた日からはじまるという、イエス・キリストの誕生についての物語を、お母さんが子ども達に語りかけるところから始まります。
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その後は、友達にクリスマスカードを送ったり、プレゼントを買いに行ったり、家族でクリスマスプディングを作るなど、クリスマス前の習慣が描かれています。
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子どもたちは、家の中をヒイラギやヤドリギ、色とりどりの飾りで飾り付けています。
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北の遠い国からサンタクロースがそりに乗ってやってきます。翌朝には、吊り下げた靴下の中にクリスマスプレゼントが入っています。
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一番いい服を着て教会に行き、クリスマスの賛美歌を心をこめて歌います。

食事の時間には、七面鳥の丸焼き、焼き菓子、ミンスパイ、お菓子に果物、そしてみんなで作ったクリスマスプディングが並びます。その後は、家族みんなで楽しい時間をすごします。

感想

作者のジョーン・G・ロビンソンは、スタジオジブリが映画化した「思い出のマーニ-」の原作者でもあるイギリスの児童文学作家です!

作者自身の描くイラストがとても可愛くて愛らしい♪そして3色刷りが、とても良い雰囲気を出しています。

クリスマスといえば、日本人の私はクリスマスツリーを飾って、ケーキでお祝いして、サンタさんからクリスマスプレゼントをもらう程度の知識しかありませんでした。笑

この絵本を読むと、ヨーロッパやアメリカ等のキリスト教圏の過ごし方や、日本とは違う空気感が伝わってきました。家族で過ごすクリスマスの雰囲気がとても素敵です。

日本では12月25日が過ぎるとクリスマスツリーや飾りつけは片付けて、一気に年末・年始のお正月モードになると思いますが、実は「十二夜」といって、三賢者がイエス・キリストに会う十二日後の1月6日までクリスマス期間だそうです。私はこの絵本で始めて知りました。笑

クリスマスはキリスト教、お正月は神社でお参り、お盆は寺のお坊さんに来てもらう等、それぞれの宗教の良いとこ獲りの日本が好きですけどね♪笑

でも、絵本のようなキリスト教圏の方々の過ごし方、雰囲気、空気感を知ることができてよかったです。私も、絵本に出てくる家族のように、家族団らんして素敵なクリスマスを過ごしたいと思いました。

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さいごに

絵本「クリスマスってなあに?」はいかがでしたか?クリスマスの絵本はたくさんありますが、そもそもクリスマスってどういううイベントなのかわからないことが多いと思います。「クリスマスってなあに?」は、そんなクリスマスのはじまりや、過ごし方について、かわいいイラストと優しい文章で語られており、とても読みやすいです。

オススメの絵本ですので、ぜひ読んでみてください。