こんにちわ!ひちです(^^♪
今日は、寒い冬にピッタリの1冊、大人気のバムとケロシリーズの「バムとケロのさむいあさ」をご紹介したいと思います!
「バムとケロのさむいあさ」情報
作・絵:島田ゆか
出版社:文溪堂
出版年月日:1996年12月
対象年齢:3歳~
価格:1,500円(税抜)
あらすじ
犬のバムとかえるのケロちゃんが仲良く暮らしています。
今日はとても寒い日。こんな日は、裏の池も凍ってるはずです。バムとケロはさっそく、スケートと釣り道具を持って池に出かけました。
すると、なんとあひるが池と一緒に凍り付いているではありませんか。バムとケロは大慌てであひるを助けてあげて、家に連れて帰りました。
あひるの名前はかいちゃん。
家でかいちゃんを温めてあげると、すっかり元気になり、3人で仲良く遊びました。
感想
バムとケロシリーズ3作目のおはなしです。
バムとケロシリーズが人気ということは知っていたのですが、実は読んだことがなかったんです。初めて読んでみて、しっかり者のバムと子どもらしく可愛いケロちゃんのやりとりに夢中になりました♪
あひるのかいちゃんが家にやってきて、嬉しくてたまらないケロちゃんがなんとも愛らしいです。かいちゃんと遊ぼうとおもちゃをたくさ出してきたり(散らかしたり笑)、トイレットペーパーでミイラごっこをしたり・・・と、バムからすると「あちゃー(ノД`)」と思うことをやらかしてしまうケロちゃんですが、いかにも子どもそのもの!という感じでとてもかわいいです♪
最後、かいちゃんが池に帰ってしまい、ショックで悲しむケロちゃんの気持ちにも感情移入してしまい、とてもよくわかります。
この絵本、バムとケロの日常や、かいちゃんがやってきたストーリーも魅力的なんですが、作者:島田ゆかさんが描く小さな生き物や可愛い雑貨、楽しいしかけも見どころの1つだと思います。
私も初めて読んだ時には気が付かなかったのですが、じっくり絵を見ると細かく描かれた楽しいしかけがいっぱいでした!
1番初めに気づいたのは、こちらの小さな犬。ケロちゃんのおもちゃかな?と思ったのですが、寝食を共にしており、どうやら一緒に生活しているようです。
かいちゃんを助ける場面では優雅にスケートして遊んでいます。笑
ストーリー自体には一切出てこないのですが、どのページにもこっそり存在している自由に遊ぶ小さなかわいい犬です。実は名前もついていて、「ヤメピ」という名前のようですよ(^^♪
他にもしかけがあるのでは?と細部まで見てみると、3本耳の不思議な子を見つけました。
この子の名前は「おじぎちゃん」♪
作者:島田ゆかさんによると、3本耳のうさぎらしいです(#^^#)
どうやらおじぎちゃんは、ヤメピとは違いバム達とは一緒には暮らしていないみたいです。勝手に上がり込んで自由に過ごしています。笑
一体いつからいたの?と、ページを戻るのもとても楽しいですよ(^^♪
どうやって部屋にきたのかは、ぜひ絵本を読んで確認してみてくださいね☆
バムとケロ シリーズ
バムとケロシリーズは全部で5作品あります。
絵本自体はどの絵本から読んでも楽しめるのですが、作者:島田ゆかさんの楽しいしかけや細かい遊び心を楽しむには、出版順に読んでみるのもオススメです(^^♪
- バムとケロのにちようび
- バムとケロのそらのたび
- バムとケロのさむいあさ
- バムとケロのおかいもの
- バムとケロのもりのこや
さいごに
「バムとケロのさむいあさ」はいかがでしたか?バムとケロシリーズが好きな方も、まだ読んだことがない方もおすすめの絵本です!(^^)!
お子さまとイラスト細部に描かれたしかけを見ながら、楽しい絵本タイムをすごしてみてくださいね♪