こんにちわ!ひちです(^^♪
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっていますね。
はやく、おさまって平穏な日常に戻りたいものです。
外出自粛でストレスもたまっていると思いますが、気持ちを切り替えて自宅でお子様とゆっくり絵本を読みなが過ごしてみてはいかがでしょうか?
今日は、目に見えないウイルスや微生物、手洗いの必要性などについて知ることのできる絵本「ちいさなちいさな めにみえないびせいぶつのせかい」をご紹介したいと思います。
「ちいさなちいさな めにみえないびせいぶつのせかい」情報
文:ニコラ・デイビス
絵:エミリー・サットン
訳:越智典子
監修:出川洋介
出版社:ゴブリン書房
出版月日:2014年8月
価格:1,500円(税別)
対象年齢:小学生~
第61回(2015年度)青少年読書感想文全国コンクール課題図書小学校高学年の部(5,6年生)
あらすじ
わたしたちの身のまわりにいる、目にみえない、ちいさな、ちいさな生きもの──微生物。
その存在と、わたしたちの暮らしとの関わり、自然界での大きな役割を、子どもたちにわかりやすく伝えるイギリスの科学絵本です。この本は、子どもたちがスムースに、目に見えないちいさな生き物の存在を理解していけるよう、よく配慮された作品です。科学的な面も十分に正確で、かつ、わかりやすく、親しみやすく微生物の紹介がされています。
監修者/筑波大学生命環境系 出川洋介(菌類学)
感想
大きな動物がいる。小さな動物もいる。そんなこと、知ってるって?
それじゃ、アリの触覚1本に何千万もの乗っかれるような小さな生き物がいることって知ってる?
冒頭、私たちには目に見えない小さな世界があることを伝えることから始まります。
スプーン1杯の土の中には、10億もの微生物がいること。そしてこれは、インドの国中の人を全部集めたくらいの数ということを、わかやりやすく例えてくれます。
細菌やウイルスが体に入ると、体の中でどんどん増えて、風邪やインフルエンザ、もっと悪い病気になることがあることについても書かれています。
手洗いをして、中に入れないのが一番いいということも書かれています。病気になる微生物はほんの一部で、ほとんどの微生物は他の働きがあることを教えてくれます。
微生物の働きで生ごみは堆肥になったり、牛乳はヨーグルトになったり、死んだ動物や枯れた植物を土に還してくれます。そのおかげで植物が育ち、空気が作られ、私たちは息ができることを教えてくれます。
わかりやすい文章と美しいイラストで、微生物について学べる素敵な絵本でした。お子様だけでなく、大人も楽しく勉強になる内容でした! 人や動物だけでなく、この地球上にはたくさんの生き物がいるきっかけにもなると思います♪
さいごに
「ちいさなちいさな めにみえないびせいぶつのせかい」は、微生物というとてつもなく大きな仕事をしている、小さな小さな命ががあるということを学べる絵本です。イラストもかわいく、理解しやすいようなわかりやすい例えがされているので、読みやすいと思います。お子様と一緒に細菌やウイルスなど小さな微生物について話し合うきっかけにしてみてはいかがですか?
地球で1番小さな生き物が、どんなに大きな仕事をしているか、さぁこの本を開いて見てみましょう!