ひちめも

木のおもちゃ、絵本、時々好きなこと

絵本「どんぐりむらのぼうしやさん」のあらすじや感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

最近空気が秋めいてきました。澄んだ空気、高い空、清々しく気持ちいいけど、少し寂しい秋が、私は四季の中で一番好きです。

今日は秋らしくかわいい絵本「どんぐりむらのぼおうしやさん」をご紹介します。

「そらまめくん」シリーズや「くれよんのくろくん」等、人気シリーズを世に送り出した「なかやみわ」さんの絵本です!(^^)!

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「どんぐりむらのぼうしやさん」情報

作・絵 なかやみわ

発行日 2010年8月

出版社 学研

対象年齢 幼児~小学生低学年

 

あらすじ

どんぐりむらに住むのっぽの「ぽー」、小さな「ちい」、くるくる巻き毛の「くりん」は、どんぐり村の帽子屋さん。でも、帽子はなかなか売れません。帽子が売れない理由はなんでしょうか・・・?

ある日、3人はお客さんを求めて、町へ出かけることにしました。しかし町でも思うように帽子は売れません。やっと、ねずみの親子が帽子を買ってくれ、買った帽子をどうするのかと、ぽーたちがついて行ってみると…。わくわくの結末が!

感想

なかやみわさんの描くどんぐり達がとてもかわいく魅力的な絵本です。

絵本を読んでみてもわかると思うのですが、今回の絵本のテーマは「おしごと」です。大人になるといずれ働かなくてはなりません。お金を稼ぐということは、楽しいことばかりではなく、時にうまくいかないこともあります。でも、その苦労した時にどのように工夫して乗り越えるかが大切だと思います。自分で考えて山を越えた時に、仕事の「楽しさ」や「生きがい」を感じることに繋がると思います。

今回の「どんぐりむらのぼうしやさん」も、帽子が売れずに困っていた3人のどんぐりたちが主人公です。「自分たちの帽子には何が足りないのか?」を考え、そして発見します。

「ぼくらのぼうしにたりなかったのは、わくわくするものだったんだ!」

それから3人は、わくわくする素敵な帽子を作り、お客さんたちが集まるようになりました。帽子を作る人も、かぶる人もみんなうきうきわくわくする大人気のお店になりました。

「おしごと」は誰かに必要とされているから成り立ちます。大変な仕事も多いですが、仕事の中にやりがいや楽しさを見出すことの大切さを感じることができました。

実際、仕事で疲れていることも多いと思いますが、子どもには「仕事は辛い」「しんどい」というイメージを持ってほしくはないですよね。仕事は大変だけど、やりがいがあって楽しいということを伝えていくには、ピッタリの絵本だと思います★

 

「どんぐりむら」シリーズ

「どんぐりむら」のシリーズは8作あります。様々な職業があるので、お子様の好きな職業を選べますね(^^♪

  1. どんぐりむらのぼうしやさん
  2. どんぐりむらのぱんやさん
  3. どんぐりむらのおまわりさん
  4. どんぐりむらのどんぐりえん
  5. どんぐりむらのほんやさん
  6. どんぐりむらのあそびやさん
  7. どんぐりむらのだいくさん
  8. どんぐりむらのいちねんかん

さいごに

なかやみわさんの「どんぐりむらのぼうしやさん」はシリーズ1作目です。かわいいどんぐりの帽子屋さんが、「おしごと」に悩みながらも乗り越えていく素敵なお話です。どんぐりむらのキャラクター達も一人ずつ名前や設定がきちんとあり、楽しめる絵本ですのでおすすめです★

是非読んでみてくださいね♪!(^^)!

 

他にも絵本を紹介しておりますのでよかったら見て下さい(^^♪