ひちめも

木のおもちゃ、絵本、時々好きなこと

絵本「フレデリック」のあらすじや感想、グッズなど

こんにちわ!ひちです(^^♪

今日は「スイミー」で有名なレオ=レオニの絵本「フレデリック」をご紹介したいと思います。

「フレデリック」の情報

フレデリック ちょっとかわったのねずみのはなし

作・絵:レオ=レオニ

  訳:谷川俊太郎

出版社:好学社

発行年:1969年

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あらすじ

 ある牧場の石垣の中に、おしゃべり野ねずみの家がありました。お百姓さんが引っ越してしまったので、納屋は傾き、サイロは空っぽです。その上、もうすぐ冬がやってきます。野ねずみたちは冬に備えて、昼も夜も働き食べ物を集めました。ただし、フレデリックだけは別。

やがて寒い冬がきて・・・

感想

レオ=レオニの絵本は教訓が含まれていることが多いですが、「フレデリック」は芸術家の役割について考えさせられます。

冬に向け、みんなが食べ物を集める中、フレデリックだけはぼーっとしています。みんなが「フレデリック、どうして君は働かないの?」と聞くと、フレデリックは「こう見えたって働いてるよ。寒くて暗い冬の日のために、僕はお日様の光を集めてるんだ」と答えます。みんなは少し腹を立てました。やがて冬がきて、徐々に蓄えていた食べ物が減っていきました。家の中は凍えそうに寒く、段々おしゃべりする声も聞こえなくなっていきました。その時、フレデリックはお日様の話をみんなに聞かせます。みんなはフレデリックの話を聞くと、段々暖かくなってきます。まるで魔法のようです。

真面目に働くだけではなく、心を豊かにすることの大切さが伝えられています。日本人は、あまり芸術に馴染みがなく、中にはこの絵本を読んで、みんなが働いているのに、同じように働かないフレデリックに腹立たしさを感じる人もいるかもしれません。家に絵や花を飾ることで、生活に色どりが生まれ、心が豊かになります。食べ物を集めることもとても大切な仕事ですが、心に明るさや色どりを与えるフレデリックもとても大切な仕事をしていることに気づかされます。そして、最後にフレデリック自身も自分に自信を持つことができ、照れた様子で「そういううわけさ」というところが印象的です。

グッズ

レオ=レオニのイラストがとてもかわいいので、「フレデリック」グッズも人気です。

我が家も買いましたが、肌触りも良く、小さくて飾っていてもとてもかわいいです(^^♪ 

 レゴ風のカレンダーもかわいいですね★子供部屋にぴったり!

マグカップもかわいい♪黄色にフレデリックの絵がオシャレですね!

さいごに

日本人はついついみんなと同じように行動することが、良しとされがちです。確かに協調性も大切かもしれません。でも自分の個性や好きなことに自信をもつことも大切です。フレデリックの話でみんなの心が豊かになったように、自分の好きなことが、きっと何かの役に立つかもしれませんね♪

感じ方は人それぞれ違うかもしれませんが、おすすめの絵本ですので、ぜひ読んでみてください(^^♪

他にも心が豊かになれる絵本を紹介していますので是非読んでみてください ↓ ↓ ↓