ひちめも

木のおもちゃ、絵本、時々好きなこと

絵本「ロボットのくにSOS」あらすじや感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

今日は、大好きなたむらしげるさんの絵本「ロボットのくにSOS」をご紹介します♪

たむらしげるさんの絵本の中でも大好きな絵本です☆

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「ロボットのくにSOS」情報

作・絵 たむらしげる

出版社 福音館書店

シリーズ こどものとも絵本

対象年齢 4歳~

価格 900円

発行日 1996年9月

あらすじ

ある日、ルネ君のおもちゃのロボットが壊れてしまいます。ルネ君はロボットを修理してもらうために、近所に住むフープ博士の家に行きました。
すると、フープ博士を訪ねて本物のゼンマイロボットがやってきました。ロボットは、フープ博士に発電機の壊れたロボットの国を救ってほしいというのです。2人は、ゼンマイロボットに導かれ、地下600メートルにあるロボットの国にむかいます。

感想

たむらしげるさんの絵本ではよくあることですが、この絵本はコマ割りとなっているので、どちらかというと漫画に近いかもしれません。普通の絵本と思って開くと、少し驚く方もいらっしゃるかな?しかし漫画風のコマ割りのおかげか、薄い絵本とは思えないほど、とてもワクワクするSFファンタジー物語となっています!!

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大地震でロボットの国の発電機が壊れてしまい、ロボットたちは動けなくなってしまいました。唯一旧式のゼンマイロボットだけが、電気がなくても動くことができたので、フープ博士に助けを求めにやってきました。

地下600メートルにあるロボットの国を救うため、ルネ君とフープ博士の大冒険が始まります!ゼンマイ飛行機に乗ったり、地底の湖や大きなキノコの森、絶滅したと思われていた恐竜まで出てきてワクワクが止まりません!!

ゼンマイロボットは、ネジがゆるくなると止まってしまったり、巻きすぎると早くなったりと少々手間のかかるおんぼろロボットですが、とてもかわいく愛着のもてるキャラクターです。最新式のロボットたちは、発電機が壊れると動けなくなってしまいましたが、そんな危機の中活躍するのが昔ながらのゼンマイロボットとは、少し考えさせられますね。私たちの生活でも、便利なものは、電気がなくなると途端に何も使えなくなってしまいます。便利なモノばかりに頼ってばかりではいけないと、教訓を感じました。

最後はちょっぴり切なく心温まる感動的なストーリーとなっています。たむらしげるさんらしいユーモアもあり、絵本ですが映画を1本みたような充実感のある絵本です。

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さいごに

ワクワクする冒険絵本「ロボットのくにSOS」は、いかがでしたか?

たむらしげるさんのコンピューターグラフィックスで描かれた美しいイラストと相まって、冒険の世界感が広がる楽しい絵本です。

ぜひ映像作品化してほしい・・・笑

ストーリーを楽しめるお子さまにおすすめです★

 

他にもたむらしげるさんの記事があるのでよかったら見て下さい(^^)