ひちめも

木のおもちゃ、絵本、時々好きなこと

大人も考えさせれる内容「ぐるんぱのようちえん」のあらすじ、感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

 

今日は、私の大好きな絵本をご紹介します。

名作なので、ご存知の方も多いかと思いますが・・・

「ぐるんぱのようちえん」です。

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 「ぐるんぱのようちえん」

■ 西内 ミナミ   さく

■ 堀内 誠一   え

■ 福音館書店

あらすじ

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ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞうです。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。そんなときぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。子どもたちの世話をたのまれたぐるんぱは、とても素敵なものを作ります。それはぐるんぱが作った大きなものでたくさんの子どもたちが遊べる、すてきな幼稚園でした。

http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=63

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感想など

子どもの頃に、家にあった絵本です。

しかし、内容はあまりきちんと覚えていませんでした。大きなビスケットの絵が大好きだった気がします。

私自身に息子が生まれ、絵本と触れ合う機会が多くなったことで、またこの絵本を手元にほしいなーと思っていました。(知らない間に母に捨てられたみたいで、実家にはなくなってしまっていました。泣)

 

ちょうどそんな時、息子の1歳の誕生日プレゼントに、私の父からぐるんぱのぬいぐるみと一緒にこの絵本をプレゼントしてもらいました。

 

 子どもの時以来に読みましたが、何をしてもうまくいかないぐるんぱが本当に自分に合った仕事を見つけるお話で、大人が読むとすごく深かったです。最後、ぐるんぱが楽しそうに幼稚園で子供たちと遊んでいる姿が印象的です。これまで失敗かと思っていた職業も、子どもたちの遊び場になっており、無駄ではなかったところもよかったです(^^♪

 

もちろん深読みしなくても、文章はテンポがよくて読みやすいし、さまざまな職業に失敗するのも暗い感じではなく、「しょんぼりしょんぼりしょんぼり」と繰り返しの文章が楽しいです。

年齢は4歳からとなっていますが、なぜか1歳の息子はこの絵本が大好きで、しょっちゅう読んでほしいと選んできます。

 

「ぐるんぱのようちえん」は私の父が、幼稚園の頃に先生に読んでもらって大好きだった思い入れのある絵本みたいです。なんと初版は1966年でした!

父から娘、娘から孫へと長年愛される絵本って素敵ですね♪ 

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さいごに

50年以上愛され続けている「ぐるんぱのようちえん」ぜひ一度読んでみてくださいね。

かわいい絵も魅力のひとつです。

他にもおすすめ絵本の記事があるのでよかったらどうぞ ↓ ↓ ↓

たなばた 七夕について調べてみた!由来や七夕におすすめの絵本等

こんにちわ!ひちです(^^♪

 

雨が続いていますが、本日は7月7日、「七夕」です。

「七夕」って幼稚園や保育園では飾りつけを作って、短冊に願い事を書いて、笹に飾って~と行事を楽しんでいましたが、大人になりすっかり「七夕」とは縁遠くなってしまいました。

なんとなく天の川で引き離されている織姫と彦星が年に1度だけ会えるというのは、わかるんですが、詳しい伝説については全くわかりません。"(-""-)"

息子には、やっぱり季節の行事を経験してもらいたいし、将来、息子に質問されても答えることができるように、この機会に少し「七夕」について調べてみました。

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たなばた 七夕とは?

たなばた 七夕の由来

もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」と、「織姫と彦星の伝説」と、中国から伝来した「乞巧奠(きっこうでん)」という行事があわさったものみたいです。ですので、七夕伝説は地域や本によっても、内容が多少違うことがあります。

 

たなばた 七夕伝説

天の神様の娘のである織姫は、機織りがとても上手な働き者でした。ある日神様は、同じく働き者の牛飼いの青年・彦星を織姫と引き合わせます。二人はすぐに恋に落ち、めでたく結婚しました。しかし、仲の良い二人は結婚後、仕事をせず遊んで暮らすようになってしまいました。それを知った神様は、二人を天の川の両岸に引き離しました。引き離された二人は毎日泣いてばかり。それを見た神様はかわいそうに思い、きちんと働けば1年に1度だけ会うことを許しました。7月7日、二人が天の川の淵に立つと、カササギが飛んできて天の川を渡る橋をつくり、二人は会うことができるのでした。

 

たなばた 七夕にやる行事

7月7日の七夕の夜、織姫と彦星は待ちに待った「再会」という願いをかなえます。人々は「二人のように、願い事がかないますように」と、短冊に願い事を書いて、笹の葉に飾るようになりました。

祭りの後、笹を川や海に飾りごと流す風習には、笹にけがれを持っていってもらうという意味があるそうです。

 

たなばた 七夕飾りの意味

紙衣:裁縫の腕が上がりますように。着るものに困りませんように。

巾着:お金が貯まりますように。

投網:豊漁になりますように。食べ物に困りませんように。

屑籠:整理整頓、物を粗末にしませんように。

吹き流し:織姫のように機織が上手になりますように。

折鶴:家族が長生きしますように。

短冊:願いが叶いますように。

子どもにも、こんな意味があるんだよ~と伝えながら、折り紙などでかわいく飾りつけしてあげてくださいね(^^♪

 

童謡 「たなばたさま」の歌詞

 

  • 作詞:権藤はなよ
  • 補詞:林柳波
  • 作曲:下総皖一

ささのは さらさら のきばにゆれる 
おほしさま きらきら  きんぎんすなご

ごしきの たんざく  わたしがかいた 
おほしさま きらきら  そらからみてる 

たなばた 七夕のおすすめ絵本

たなばた 七夕について、絵本で伝えることで、 子どもの七夕への興味や理解が深まると思います。

 基本のたなばた伝説や行事についてわかりやすく描かれているものから、七夕に関連した楽しい絵本などたくさんあるので、ぜひお好きな絵本を読んであげてくださいね♪

 

わが家のたなばた 七夕絵本はコレ!

 

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中国の七夕伝説を幻想的な絵で描いた絵本です。

上記で説明したような、みんなが知ってる七夕伝説とは少し違います。羽衣伝説とも似ていました。

子どもより、少し大人向けな気がしますね。「二人がイチャイチャして仕事を怠けたから引き離された~」って話とは全然違い、感動的な物語となっています。笑

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この「たなばた」絵本は絵が幻想的で美しく、物語に引き込まれます。二人の愛もそうですが家族愛もあり、美しく悲しい愛の物語でした。

最後のページには「たなばたに あめが ふるのは、おりひめがながす なみだなのです」と、書かれています。

七夕って梅雨の時期なので、雨のことが多いですよね。雨が降ると、天の川や星が見ることができませんが、この物語と重ねると、雨にも納得するかもしれませんね。

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読んだことのない方は、ぜひ一度読んでみて下さい。 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

たなばた 七夕について調べれば調べるほど、奥深く難しくなってきたので、簡単にまとめてみました。

意外と知らないことが多かったですよね!

最後の絵本は、あまり小さい子向きではないかもしれませんが、静かな物語でおすすめです。ぜひ読んでみてくださいね!

 

今年も、織姫と彦星が会えますように・・・

 

ではまた☆

【絵本】梅雨におすすめ!スイミーでおなじみのレオ=レオニ作「せかいいちおおきなうち」

こんにちわ!ひちです(^^♪

 

毎日蒸し暑いですね。

今日は、梅雨の時期におすすめしたい絵本を紹介します。

 

小学校の国語の教科書にも載っていた「スイミー」でおなじみ、レオ=レオニ作の「せかいいちおおきなうち」です。

 

かたつむりのお話です。

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レオ=レオニとは

作者レオ・レオニ

小さい魚が集まって大きな魚に立ち向かうお話は、多くの人の遠い記憶にあるのではないでしょうか?それは「スイミー」という絵本のお話で、作者はレオ・レオニという世界的なアーティスト。レオ・レオニは子供のための絵本を沢山生み出しました。現代美術アーティストとしても有名なレオ・レオニの世界をご紹介いたします。

レオ・レオニは1910年オランダに生まれました。イタリアで暮らした後、米国に亡命し、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして成功を収めます。その後再びイタリアへ帰国し1999年イタリアのトスカーナで亡くなりました。「スイミー」「フレデリック」「アレクサンダとぜんまいねずみ」3作品でカルデコット賞を受賞。その他にも米国、ドイツなどで多くの賞を受賞しています。

 

教科書にも登場

日本では、「スイミー」「フレデリック」「アレクサンダとぜんまいねずみ」などが、1977年から小学校2年生の多くの国語の教科書に掲載され、広く親しまれています。

 

たくさんの絵本

NYで第一線のグラフィックデザイナーとして活躍していた49歳の時、一緒に電車で移動していた孫のために作られたのが「あおくんときいろちゃん」。これがレオニの最初の絵本となりました。その後も「フレデリック」を始め数々の絵本を発表し、日本でもその多くが翻訳出版され多くの人に親しまれています。

http://www.leolionni.jp/modules/sakusya/

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本) じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし

 

「せかいいちおおきなうち」のあらすじ

 おいしそうなキャべツにかたつむりたちが住んでいました。背中にうちを背負って、葉っぱから葉っぱへ、ごはんのたびに引越しをしています。
ある日、ちびかたつむりが言いました。

「ぼく、大人になったら世界一大きなうちがほしいな」

それを聞いたキャベツ一利口なお父さんかたつむりは、ある話を始めました。

世界一大きなうちを持ったばかりに、動けなくなってしまったかたつむりのことを。

 英語版では「The Biggest House in the World」です。

感想

物質的価値ではなく、精神的価値の素晴らしさを描いた絵本だと思います。

人間はどうしても、他人と比べたり、良く思われたかったりするものです。そのため、高級品やブランド物で身を固めしまうこともあります。でも幸せは持っている物だけ決まるのではなく、もっと素晴らしい世界があることを学べます。

物欲多めな私には、少しドキッとする内容でした。モノで満足するのではなく、心豊かに過ごしていきたいと思えた作品でした。

 

お話自体は教訓を説く、わかりやすい内容ですので、お子様も楽しめると思います。レオレオニの作品は哲学的でもあるので、大人の方も考えさせられる魅力があります。
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さいごに

いかがでしたでしょうか?レオ=レオニの作品の中では、あまりメジャーではありませんが、私の好きな絵本です。

絵がかわいく、綺麗なところも魅力のひとつですね!

ぜひ一度、読んでみてください(^^♪

レオ=レオニの他の作品についての記事はこちら↓↓

1歳の息子がハマった人気のしかけ絵本ランキングベスト3

こんにちわ!ひちです(^^)

 

今日は1〜2歳の小さなお子様にオススメのしかけ絵本をご紹介しようと思います♪

 

しかけ絵本って、本当に細かくできているので、大人でも感動するような魅力がありますよね!

でも1歳頃のこどもって、なんでも口に入れてカミカミするし、平気でページを破ってしまいます(´Д` )笑

1歳児に「しかけ絵本はまだ早い」「どうせビリビリに破られるだけ」って思っている方も多いのではないでしょうか?

 

でも!

そんな1歳児さんでも楽しめるしかけ絵本はたくさんあります!!

特に1歳の我が子にハマった人気のしかけ絵本を紹介したいと思います!

人気のしかけ絵本ベスト3

第3位 「はらぺこ あおむし」

「はらぺこ あおむし]

エリック=カール さく

もり ひさし やく

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一応しかけ絵本です!笑

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生後6ヶ月くらいから読んでますが、息子がずっと大好きな絵本です!絵本の紙質もしっかりしてるので、自分でページをめくりたがっても全然破れません!今は、あおむしが食べた穴に指を入れて遊んだりしています♪

第2位 「くだものさん」

「くだものさん」

ツペラ ツペラ tupera tupera  さくf:id:himawari3333:20180624180805j:image         f:id:himawari3333:20180624180815j:image

 

お顔がシュールですね!笑  

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「ぽろりん」という擬音とともに、さまざまな果物が落ちてきます!息子はその度にケラケラ大喜びです!!

しかけもページを下に開くだけで単純なので、1歳頃のお子様も簡単にできると思います!

くだもの好きのお子様も多いと思うのでオススメです♪

第1位 「コロちゃんはどこ?」

「コロちゃんはどこ?」

エリック・ヒル さく

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ごはん時間なのに、仔犬のコロちゃんはどこかへ行ってしまったようです。

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ドアやタンスなど、さまざまな扉を開けるしかけがあります。

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扉を開けるとコロちゃんではなく、色んな動物たちがいっぱい!!

息子が大喜びする絵本です!!

 

1歳頃って、家のいろんな扉や引き出しを開けるのが大好きですよね!

この絵本はそんな息子に大ハマりでした。さまざまな動物たちも登場するので、動物好きのお子様にもオススメです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

しかけ絵本デビューにピッタリのかわいい絵本だと思います。

プレゼントにもおすすめです。

ぜひお子様に読んであげてくださいね!