ひちめも

木のおもちゃ、絵本、時々好きなこと

谷川俊太郎さんの絵本「きらきら」内容や感想

こんにちわ!ひちです(^^♪

みなさんの地域はもう初雪は降りましたか?

今日は冬にピッタリの美しい写真絵本「きらきら」をご紹介したいと思います☆

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「きらきら」情報

作:谷川俊太郎

写真:吉田六郎

出版社:アリス館

対象年齢:3歳~

出版年月日:2008年11月

内容

吉田六郎氏が撮影した約30点の美しい雪の結晶の写真と、詩人・谷川俊太郎が子どもたちへ向けた言葉が響きあった、幻想的な写真絵本です。

感想

みなさんは雪の結晶を見たことがありますか?

雪の結晶は、気温や湿度によって様々な形に変化し、同じ形は二つとしてないそうです。まさに自然が生み出す芸術品ですね。

 この絵本の写真は、科学映画監督で写真家の吉田六郎氏が、実際に北海道の大雪山のふもとに降った天然の雪をひとひらひとひら受け止め、顕微鏡撮影したものです。

ハラハラと舞い落ちてくる雪一つ一つが、こんなにも美しい雪の結晶だなんて、改めて感動しました。本当に魅了される美しさです。

その美しい写真に、谷川俊太郎氏の「きれいだね てんからおちてきたほしみたい」と詩のような語りかけが相まって、幻想的な絵本になっています。

お子さんに、雪に一つ一つはこんなに美しい結晶だということを伝えるのにピッタリの絵本だと思います。1歳の息子も雪の結晶の写真に「きれーいきれーい」と喜んで見てくれます。自然が生み出す美しさに勝るモノはありませんね。

まとめ

いかがでしたか?科学絵本というと、長くて小難しい説明が多い印象かもしれませんが、この「きらきら」は、普段はなかなか肉眼で見ることのできない美しく儚い雪の結晶の写真に、谷川俊太郎氏の優しい語りかけの絵本です。小さなお子さまから大人まで、美しい雪の結晶に魅了される1冊になっていると思います。